メガ・フランチャイジーという企業形態がある。1つのフランチャイザー(本部)に加盟して複数の店舗を経営していたり、いくつかの異なったフランチャイザーに加盟して複数の店舗を経営していて、一般的に2桁以上
の店舗数を持ち、億単位で年商があるフランチャイジー(フランチャイズ加盟者、オーナー)のことをいう。すでにフランチャイズとして成功しているブランド力のあるビジネスモデルを取り入れるので、結果が早く出、
企業規模拡を実現しやすく、上場を目指しやすいと考えられる。異業種の複数の店舗を経営すれば、リスクが分散され、相乗効果も期待できるというメリットがある場合が多いとされる。
加盟店部門の売上高が年間20億円以上か、もしくは店舗数が30店舗以上のフランチャイジーが、メガフランチャイジーと呼ばれるメドであろう。
上場している主要なメガ・フランチャイジーには、下記企業がある。
●アイエーグループ(7509ジャスダック上場)
 http://www.ia-group.co.jp/
 オートバックス、とり鉄、高田屋 横浜市場
●かんなん丸(7585ジャスダック上場)
 http://www.kannanmaru.co.jp/
 さいたま市。大庄のフランチャイジー。庄や、ドトールも手がける
●シー・ヴイ・エス・ベイエリア(2687東証一部)
 http://www.cvs-bayarea.co.jp/
 千葉市。サンクスのフランチャイジー
●ナック(9788東証一部)
 
 http://www.nacoo.com/
 東京都新宿区。ダスキン
●バッファロー(3352ジャスダック上場)
 http://www.buffalo.co.jp/
 埼玉県川口市。オートバックスグループのフランチャイジー
商品・サービス名、フランチャイザーは、有名であるが、運営会社としては一般的に知られていない企業が多い。要は、展開の資金力と立地確保の開拓力というところか。まさに「他人の褌で相撲をとる」ビジネスモデル、という感がしないでもないが。