全国の自治体が発注する大気汚染の監視装置の入札を巡り、談合を繰り返していた疑いが強まったとして、公正取引委員会は八日、独占禁止法違反(不当な取引制限)の疑いで堀場製作所など五社を立ち入り検査した。
 ほかに検査に入ったのは東亜ディーケーケー、紀本電子工業(大阪市)など。立ち入り先は本支社など十カ所にのぼった。
 関係者によると、五社は遅くとも一九九八年以降、全国の都道府県などの自治体が発注した同装置の入札で、事前に落札予定業者や価格を決める受注調整を繰り返していた疑いが持たれている。【日経】

談合は後を絶たない。建設関連の談合は姿を消しつつあるが、ニッチな世界の談合はこれからまだ流行する。
堀場さんも結構儲けたのであろうと推測する…。不正談合で儲けた金が利益に計上され、その株価に翻弄された「株主」は今回の容疑で下落した株価に泣いている。
さて、堀場さん大変なことをしでかしたようですね。
しかし、このさなかになんと↓
「ワコールホールディングス(HD)は九日、社外取締役に堀場製作所の堀場厚会長兼社長(60)を迎える人事を発表した。経済成長が続く中国などアジア地域を中心に海外での攻勢を強めるため、海外売上比率の高い堀場製作所のノウハウを取り込む狙い。
 ワコールHDの塚本能交社長(60)と堀場社長は、小学校で机を並べて以来の付き合いで、現在も同じ京都企業の経営者として交遊が続いている。塚本社長は「業種こそ違うが、海外展開を進める中、的確なアドバイスをいただける」と堀場氏に期待を寄せる。」【日経】
なんとも可笑しい。中国では役人に金を渡せば、いいしのぎが出来るシステムがまだ存在しているので、ワコールさんも不正師「堀場」のそこに魅力を感じたのだろう。
頑張って、中国で稼いで下さい、ワコールさん。期待しています。
堀場の馬鹿力(火事場の馬鹿力)を期待あれ!
不正、バンザイ! 第二の堀場製作所のワコールにバンザイ!