【トラステックスホールディングス】
「不適切な会計処理に関する特別調査委員会の最終報告について」
平成20(2008)年7 月25 日付「過去の業績に影響を与える事象の発生および特別調査
委員会の設置について」、平成20(2008)年8 月29 日付「不適切な会計処理に関する特別調査委員会の中間報告について」、及び平成20(2008)年10 月24 日付「主要な不適切な会計処理に関する特別調査委員会の第2 回中間報告について」にてお知らせいたしましたとおり、当社において過年度に不適切な会計処理が行われていたことが判明したことから、当社は、代表取締役社長齋藤正継を委員長とする特別調査委員会を設置し、事実関係及び原因究明の調査を進め、不適切な会計処理が当社業績に与える影響額を確定するための作業を進めるとともに、かかる不適切な会計処理が二度と行われないよう、効果的な再発防止策の策定及び実施を進めて参りました。
当社は、これらの不適切な会計処理に関与した者に対する責任追及及び社内処分
を適切に行う所存です。
すなわち、西原克敏氏(以下「西原氏」といいます。)は、既に当社代表取締役を退任していますが、西原氏は、過年度においてこれらの不適切な会計処理を主導し、それに基づいて違法配当を行うなどした結果、当社に損害が発生していますので、当社は、西原氏に対し、これらについての法的責任を徹底追及する方針です。不適切な会計処理に関わった他の旧経営陣についても、既に当社役員を退任しておりますが、これら旧経営陣に対しても、その関与の度合い等に照らし、当社の損害について、法的責任を追及することを検討しています。
なお、西原氏の指示に従って不適切な会計処理に関与し、西原氏の退任後に当社の代表取締役社長に就任した谷中譲氏、専務取締役に就任した小西徹也氏は、平成20(2008)年7 月25 日付「過去の業績に影響を与える事象の発生および特別調査委員会の設置について」においてご報告したとおり、当社の辞任勧告に従い、既に当社取締役を退任しています(なお、同氏らの退職の際には、退職慰労金は支給されていません。)。その他、不適切な会計処理に関わった当社従業員についても、その地位や関与の度合い等に応じ、これらに見合った社内処分を行う方針です。
株主、投資家をはじめとする関係者の皆様には、多大なるご迷惑とご心配をおかけしておりますことを改めて心よりお詫び申し上げます。
[コメント]
不適切な会計処理もなかなか無くならない。今、日本の新興企業群は業績が痛んでいる。上場の時価総額維持もままならない企業がいっぱいある。
こうなったら現れるのが不正会計だ。利益の付け替えから損益飛ばしまでなんでもござれとやりたい放題。株主の事は眼中にない。
当方でも「虚偽IR」を行ったところを数社つかんでいる。これらの企業は信用が失墜し、最後には市場から去るであろう。不正で会社の維持は出来ないのである。