インスパイアー(株) 【ヘラクレス:2724】
【第三者割当による第20 回乃至第24 回新株予約権発行の払込完了に関するお知らせ】
コメント:
インスパイアーは元フォーバルクリエーティブである。ここの企業の業績はひどい。
決算状況は中間、前期、2期、3期前赤字。決算期は3月末日。
麻生フオームクリート(株) 【JASDAQ:1730】
【内部統制システム構築の基本方針に関する決議のお知らせ】
コメント:
麻生グループの1社。グループ社長は「麻生 泰」で内閣総理大臣、麻生太郎の弟である。
政治も苦しいが、業績も苦しい。
(株)バナーズ 【東証2部:3011】既報
【主要株主の異動に関するお知らせ】
コメント:
2位の株主が4位になった模様。
大株主の移動には必ず訳がある。
決算状況は中間、前期、2期、3期前赤字。決算期は3月末日。
丸八証券(株) 【JASDAQ:8700】
【元相談役ら4 名に対する損害賠償請求に関するお知らせ】
コメント:
文中に「平成20 年5 月28 日に日本証券業協会及び東京、大阪、名古屋、ジャスダックの各証券取引所から「相場固定」に関して、過怠金(合計2 億5,000 万円)の賦課等の処分を受け、同年6 月17 日には名古屋地方裁判所から旧証券取引法違反(相場固定)により2,500 万円の罰金刑の宣告を受け、いずれも納付を完了しております。
当社は、元相談役?田則雄氏ら4 名に当社が被った損害等を考慮し算出した金額を請求することを既に決定しておりましたが、当社取締役会の諮問機関である「経営監視委員会」から受け取った報告書を踏まえ、総額約5 億9,000 万円の損害賠償を請求することを決議いたしました。
なお、「取引一任勘定取引」に関する損害賠償請求につきましては、平成20 年7 月25 日付「元職員らに対する損害賠償請求に関するお知らせ」で約2 億円と発表いたしましたが、算定金額の変更があり約3億円の損害賠償請求を行いました。」とある。
相談役ら4名に損害賠償請求を行ってもその金額は返ってくるのか。管理不足以外のなにものでもない。
決算状況は中間、前期、2期前赤字。決算期は3月末日。
(株)巴川製紙所 【東証1部:3878】
【減損損失の計上に関するお知らせ】
コメント:
文中に「当社のFPD向け光学フィルム事業は、蓄積された技術と先行投資した生産設備を最大限活かすべく事業拡大に努めてまいりましたが、この秋以降、市場環境が急速に悪化したことにより、当該事業において当初設定した収益目標の達成は困難な見込みとなっております。更に、来期以降の市場環境も不透明で、急速な業績回復が厳しい状況から、FPD向け光学フィルム生産用設備の帳簿価格を回収可能価額までに低減し、当該減少額を減損損失として特別損失に計上することといたしました。」とある。
文中の最後には「当該事象による平成21年3月期通期の連結及び個別損益に影響を与える損失額は、特別損失として、連結では4,030百万円、個別では3,470百万円となる見込みです。」となっている。
決算状況は中間、前期赤字。決算期は3月末日。
(株)セイクレスト 【JASDAQ:8900】
【新株予約権の大量行使に関するお知らせ】
コメント:
決算状況 中間、前期赤字。決算期 3月末日。
文中に「本新株予約権が大量に行使された場合には、当社株式の市場価格に大きな影響が生じるおそれがあることを勘案し、今後の資金計画について、その時点での株価を考慮しながら、他の資金調達方法及び資金調達コストと第2回新株予約権の行使による当社株式の希薄化とのバランスを保ちつつ、割当先との協議を続けてまいる所存であります。」とある。
不動産が主で厳しい経営を強いられている。
割当先と協議というが、割当先が行使する際は行使するし株の希薄化は必ず起こる。
現株主に対しての「配慮」に欠けている。
トラステックスホールディングス(株) 【大証2部:9374】既報
【金融庁による課徴金納付命令の決定について】
コメント:
「本日、金融庁より平成20 年12 月19 日付の課徴金納付命令の決定を受けました。当社といたしましては、納付告知書に従い、課徴金2 億2,424 万円を納付いたします。」とある。
この課徴金は「不適切な会計処理」によるものである。上期末の債務超過で「継続疑義注記」がつき、そしてこの支払いである。
本当に払えるのだろうか。企業の再生にファンドが活躍した時代は終焉した。新たな資金調達の方法は絶えている。
この企業だけではなく、「不正経理」等、不正を行った後のつけは大きい。真実は1つであり、いずれ虚構は崩れる。