株主総会決議取消請求訴訟の提起に関するお知らせ
株主の宮嶋淳氏が株主総会決議取消請求を行ったものである。以下がその臨時株主総会の決議結果である。
臨時株主総会の決議結果に関するお知らせ
この決議結果を取り消せというものである。
宮嶋淳氏はEDINET提出書類によると 平成23年12月20日時点の変更報告書(大量保有)では株式会社日本ソルガムの会社員という事である。
株主が不振を抱いた場合は法的処置に出る事を歓迎する。この場合の理由は「平成 24 年 1 月 12 日開催の臨時株主総会の招集手続には法令違反があり、株主総会決議取消事由があるとするものである。」という事である。
この日本では悪しき株主総会の議事運営が行われており、株主総会はまっとうに機能していないのが現状である。
多大な権限が議長(代表取締役)にあり、議事進行はしゃんしゃんと進み終わる。完全に企業側に有利に働いており、総会は1年のパフォーマンスの場となっているだけである。
例え、事前に質問状を送達しておこうと、一応は取締役、監査役は答える義務はあるとされているが、答える事はない。質問に対しての発言を無理にでも行おうとするなら退場が待っている。
このような総会に何の意味があるのか。株主には知る権利があるのだ。
事前に質問状を送達するにはそれだけのインパクトある「不法行為」の実態を問いただす為である。
それが黙殺され、他の株主がそれを総会で聞く事が出来ないのである。聞いたならば、株を処分する株主も出てくるはずであり、聞けなかった事で後に事件化した場合は株価暴落で財産を失う事もある。
日本の株主総会の有り方については一般株主を阻害しているとしか言いようがない。
総会屋の対策だろうが、もう総会屋はいない。時代錯誤も甚だしい。
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