1
平成20 年3 月3 日
各 位
会社名OUGホールディングス株式会社
代表者名代表取締役社長 溝 上 源 二
(コード番号 8041 大証 第一部)
問合せ先常務執行役員
総合企画グループ担当 増 田 安 利
電話番号06-4804-3032
連結子会社における生鮮水産物の産地偽装に関して
当社連結子会社であります「株式会社うおいち」において別紙添付のとおり、
生鮮水産物の産地偽装が行われた事実が判明いたしました。
食に携わる企業グループとして、又中央卸売市場における水産物流通企業と
してあってはならないことと認識し、消費者の皆様又お取引先様はじめ関係各
位に対しまして大変なご迷惑をお掛けしましたこと誠に申し訳なく、お詫び申
し上げる次第です。
当社といたしましては、引き続き法令順守はもとより、消費者の皆様の信頼
を損ないかねない行為を厳に慎むべく、今後とも、適正な表現・表示を徹底する
とともに、消費者の皆様の視点に立って努めてまいる所存です。
皆様のご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。
なお、平成20 年3 月期の連結業績に与える影響は軽微であると見込んでおり
ます。
以上
2
平成20 年3 月3 日
関係各位
大阪市福島区野田一丁目1 番86 号
大阪市中央卸売市場内
株式会社 うおいち
代表取締役社長 勝屋 昭雄
「養殖ブリ」の産地偽装について
1、 産地偽装の内容
平成17年1月初旬から平成20年2月22日の期間に大阪府中央卸売市場内の仲卸業
者24社および場外業者4社に対し、養殖ブリ約12万本(約636t)を産地偽装し
て販売したこと。
2、 経過
不正行為が発覚しましたので社内調査を行なったところ、国内の所定の養殖ブリの集荷
に支障をきたし、国内の他の産地の養殖ブリを納品した事実が判明しました。
3、 原因
担当者が国内の所定産地の集荷が困難になったものの、その状況を販売先に説明するこ
となく国内の他の産地の養殖ブリを納品いたしました。
4、 対策
所定の産地と契約を行い平成20年2月23日以降は数量を充分確保し、改善を講じま
した。
お問い合わせ先
窓口 市場営業本部 草場、小増
フリーダイヤル 0120-260-188
3
平成20 年3 月3 日
関係各位
大阪市福島区野田一丁目1 番86 号
大阪市中央卸売市場内
株式会社 うおいち
代表取締役社長 勝屋 昭雄
「シロサバフグ身欠」の産地偽装について
1、 産地偽装の内容
大阪市中央卸売市場本場内の仲卸業者5 社に対し山口県A社加工の中国産シロサバフグ
身欠を平成19 年8 月20 日から平成19 年12 月19 日までの間1,983 ケース(9,915kg)
を山口県産として販売したこと。
2、 経過
平成19 年12 月19 日原産地が中国にもかかわらず商品に東シナ海産と表示されているシ
ロサバフグ身欠を当社請求書による産地情報伝達において山口県産として大阪市中央卸
売市場本場の仲卸業者へ販売していると担当者より自主申告があった。平成19 年12 月
20 日販売先の仲卸業者5 社に対し社内調査の事実を説明しお詫びを行なった。
3、 原因
担当者は「東シナ海で中国船籍の船が漁獲したシロサバフグを下関港で水揚げし山口県
内の加工業者が加工した」ものであり、中国産と認識していたが、中国産はイメージの
問題があり、商品の原産地表示が東シナ海となっていたので山口県産として販売したも
の。
4、 対策
山口県の加工業者A社に対し、商品の原産地を中国に変更するよう連絡し、平成19 年
12 月20 日入荷時、商品の表示が変更されている事を確認し、販売先への原産地を中国
と伝達し販売した。
お問い合わせ先
窓口 市場営業本部 草場、小増
フリーダイヤル 0120-260-188<適時開示情報>
「偽装」は終わらない。開示すれば済むとでも思っているのか。
開示後が大事なのだ。二度と繰り返さないよう、努めること、そして貴社を信じて貴社の株を購入した「株主」に対し背信行為をした事実だけは忘れないことだ。