【アクロディア】
「当社資本・業務提携先の破産手続開始申立による特別損失の計上について」
平成20年11月22日に開示いたしました「当社資本・業務提携先である株式会社SUNの破産手続開始申立てについて」のとおり、株式会社SUN(以下、SUN)が東京地方裁判所に対し、破産手続開始申立てを行ったことによる当社業績への影響及び今後の対応につき、下記のとおりお知らせいたします。
1. 業績への影響について
当社は、SUNと携帯電話上でのセカンドライフ事業において共同で展開していくことにつき合意し、平成20年1月31日付でSUNへ総額1億円の出資を行っております。上記のSUNの破産申立ての確認後、当社では、SUN代理人より破産申立に至った理由について詳細な説明を受けるなど、事実確認と分析を行ってまいりましたが、その結果、SUNの代表者奥井氏及び副社長平田氏により過年度より不正経理等が継続的に行われていた疑いは強く、このため、裁判所により選任予定の破産管財人によって正確な財務状況が把握され、最終的な処理が決定されるまでには長期を要すると想定されることから、第3四半期末において特別損失に1億円を計上することといたしました。なお、通期の業績への影響につきましては、精査中であり、判明次第お知らせいたします。
2. セカンドライフ事業について
平成20年2月15日に開示いたしましたとおり、当社は、SUNと携帯電話上でのセカンドライフ事業において共同で展開していくことについて合意しておりましたが、現時点においては、当該事業は企画段階にあり、実質的に事業開始前であったため、当社事業及び業績への影響はございません。また、今後につきましては、当社製品である「X-Forge」を利用したセカンドライフの事業展開を当社グループで推進していく予定です。
3. 今後の対応について
前述のとおり、SUNの代表者奥井氏及び副社長平田氏により、過年度より多額の簿外債務や架空売上計上等の不正経理等、不正な処理が継続的に行われていた疑いが強く、当社の出資検討にあたり、SUNより提供されていた資料における財務数値等についても実際とは異なる可能性があります。当社といたしましては、引き続き調査を行い、その結果を踏まえ、法的措置を取る考えです。
また、当社代表取締役社長 堤 純也がSUNの社外取締役であった在任期間中(平成20年3月28日から平成20年11月20日)に、SUN取締役会等において報告されていた財務内容等についても、実際と異なる可能性が高く、更なる事実確認を進めてまいります。
[コメント]
この業務提携先である「SUN」は大阪地検特捜部が所得税法違反などの容疑で大阪弁護士会所属の弁護士小川真澄元大阪府議を逮捕したが、その逃亡を手助けしたとして「SUN」代表取締役 奥井宏太朗と取締役3 名および元社員1 名が逮捕されている。
こんな会社はちゃんと訪れていればわかるはずであるがいかがなものか。「架空取引」、「簿外債務」、「不正経理」とオンパレードの状態。こんな会社に1億円もの金を出資して、はいこの通りで済むわけがない。経営陣は株主に謝罪しろと言いたい。
ちゃんとデューデリしたのか?
【DPGホールディングス】
「臨時株主総会の中止に関するお知らせ」
当社は、本日開催の取締役会において、平成20年11月5日を基準日とした平成20年12月開催予定の臨時株主総会について、当初予定していた決議事項が発生しなくなったため、当該臨時株主総会を開催しないことを決議致しましたので、ここにお知らせいたします。
[コメント]
内容がわからないから尚更気になる。臨株で何を決議したかったんだ。
この会社、前期、2期前と中間で大赤字なのだ。筆頭株主の移動に代表者の変更、資本業務提携先との解消と忙しい。危ない企業である。
【宮入バルブ製作所】
「業績予想の修正に関するお知らせ」
修正の理由
平成21年3月期第2四半期累計期間の売上高につきましては、前回予想を若干上回る結果となりましたが、当社の主力製品であります
液化石油ガス容器用弁の需要回復が予想以上に遅延したことが収益面に影響し、営業利益、経常利益共に予想を下回る結果となりました。
また、四半期純利益につきましては、保有有価証券の株価下落により、投資有価証券評価損632百万円を計上したことと、長期貸付金に対する貸倒引当金3,176百万円を計上したことにより、四半期純損失は、3,791百万円となる見込みであります。
貸倒引当金に関しましては、平成20年8月14日付、平成21年3月期第1四半期決算短信において公表いたしましたとおり、当社の貸付先において長期貸付金の回収可能性について疑義が生じたことから、暫定的に当該長期貸付金額の50%に相当する1,525百万円を貸倒引当金として計上いたしました。その後、当該貸付先及び他の貸付先から、財務諸表等の資料を入手し、回収可能性について検討を重ねてまいりました結果、誠に遺憾ながら、回収可能性の疑義を完全に払拭するには至りませんでした。
当社といたしましては、返済期日までに当該貸付金を順次回収すべく、貸付先に対して返済計画の提出を引き続き要求してまいりますが、当第2四半期におきましては、当社が把握しております当該貸付先の9月末時点における保有資産価値等を勘案した上で、当社の貸倒引当金に関する内規に基づき、貸倒引当金として3,176百万円を計上する見込みであります。
今後当社は、当該返済計画に基づき貸付金の回収を順次図ると共に、既存事業につきましても、海外からの部品調達による製造原価の低減施策および新生産管理システムの導入による生産効率の向上施策等の諸施策を推進し、収益性の向上を目指します。
また、新規事業といたしまして従来から取り組んでおりますLNGを中心としたクリーンエネルギー分野の新製品および高付加価値製品の早期開発も同時に行い、事業規模の拡大を図ってまいります。
当社は、上述の既存事業の収益性向上施策および新規事業の業績拡大施策を強力に推進するとともに、企業基盤の強化を目的とした資本施策等も併せて実施し、早期業績回復に向けて一層の努力を行ってまいります。
尚、平成21年3月期通期業績予想につきましては、売上高は第2四半期での液化石油ガス容器用弁の売上減が影響し減収となる見込みです。収益面につきましても、液化石油ガス容器用弁の売上減の影響により減益となる見込みであります。
当期純損失につきましては、当第2四半期の業績修正に伴うものであります。
[コメント]
「当社の会計監査人である監査法人夏目事務所より、平成21年3月期の監査実施過程において、会社の情報が適時に得られないことが懸念されることを理由に辞任の申出がなされ、協議してまいりましたが合意に至らず、平成20年10月20日付にて受理することと致しました。」
と上記のように監査法人にも見放される具合である。また、自己株式の取得を発表後、即中止という論外な手法も公開。株主からすれば頭が痛い企業である。
前期と中間は大赤字。さてどうなるのかこの会社、今後の行方を追ってみたい。
【石垣食品】
「事業体制の見直しによる固定資産の譲渡に関する経過報告及び特別損失の計上に関するお知らせ」
当社は、平成20 年7月11 日付当社「事業体制の見直しによるレトルト具材事業の廃止、固定資産の譲渡、特別損失の計上、従業員解雇、営業活動による業績予想の修正及び配当予想の修正に関するお知らせ」にて発表いたしました内容について、平成20 年11月26 日開催の取締役会において、下記のとおり決議いたしましたので、お知らせいたします。
1.固定資産の譲渡に関するお知らせ
(1)東京本社不動産の売却
①譲渡資産の内容および所在地
資産の内容および所在地 譲渡価額
土地178 平方メートル(東京都千代田区九段北1 丁目9 番17 号) 237 百万円
建物641 平方メートル(同上) 45百万円
合 計 282 百万円
②譲渡先の概要
譲渡先は東京都在住の個人であります。この個人と当社の間に利害関係はございません。
③譲渡の日程
平成20 年11 月26 日 取締役会決議
平成21 年 1月15 日 物件引渡し
④今後の見通し
東京本社不動産売却後の当社本社営業活動につきましては、当面、売却後の当該不動産の一部を賃借(リースバック)する事となりましたので、本社営業拠点および登記上の本社所在地等については変更ありません。
2.特別損失の計上に関するお知らせ
(1)特別損失の発生及びその内容
①不動産売却損
上記の本社不動産売却を行う事により、平成21 年1月時点での本社不動産簿価405 百万円と譲渡価額282 百万円との差額
122 百万円について、固定資産売却損として計上する予定であります。
3.業績予想の修正等
上記の特別損失の計上は当社の当期業績に大きな影響を与えますが、当社としましては、本社不動産と合わせて既に稼働を停止した船橋工場および保有有価証券の早期売却を見込んでおり、これらは売却益の計上が見込まれております。これらの売却時期、売却額等がある程度確定しない中で当期の業績への影響を算定する事は非常に困難である為、業績予想の修正は現時点では行わず、今後、金額が確定等した段階で速やかに発表を行います。
[コメント]
すばらしい内容である。なんてアバウトな開示内容なのかと感心する。
この企業、前期、2期前、3期前、この度の中間とすべて大赤字。待ったなしの状況だ。
【旭テック】
「特別利益、特別損失及び業績予想の修正に関するお知らせ」
第3四半期及び第4四半期において予想される特別利益、特別損失の発生及び最近の業績の動向等を踏まえ、平成20 年5 月23 日に公表しました連結業績予想及び個別業績予想を修正いたします。
[コメント]
前期、2期前、3期前と中間で赤字。自動車鋳造部品が柱。RHJI(リップルウッド)資本。米国同業のメタルダイン社を子会社化。