6月23日に行われた日本証券金融の定時株主総会で、旧村上ファンド系のストラテジックキャピタルが同社に対し、相次ぐ天下りに噛みついた。#週刊文春

旧村上ファンド系には頑張ってほしい。アクティビストとして、闘い続けてほしいの一言だ。

誰かが、市場の番人となり、ぬるま湯に浸かるボンクラ、又は不埒な経営者を力で追及するには、それなりの”金”がいる。かと言って、外資系のハゲタカでは面白みに欠ける。

その点、旧村上ファンド系は、狙う企業の「持株比率」を徐々に上げていき、5%越を保有(5%ルールで超えると大量保有報告書の提出が必要になり、EDNETで確認される)すれば、その企業は将来間違いなく攻撃の対象となる。外資の大型と違うのは、初期に最小限の持株で、最大限の打撃を与えることだ。また、投資家がどう反応するかは発表後の株価に如実に表れるのも旧村上系ファンドだ。

もちろん、株価上昇を狙うのが旧村上系ファンドだ。狙うは誰もが、売り抜けである。どんな正論を吐いても”金”である。村上世彰氏は、他人に何を言われようが、それを地で行くのがカッコいい。

旧村上ファンド系(#株探)