恐喝未遂事件の舞台になったジャスダック上場「インデックス・ホールディングス(HD)」は25日、保有する学研株500万株が流出していたことを実質上、認めた。同社のプレリリースによると、学研株の貸株先企業が、「融資を受ける目的で、別の企業に担保として全株を提供」していたという。さらにインデックスは平成19年10月26日、学研株が返還されないことに備えて、7億9500万円の貸倒引当金まで計上していた。
ところで、今回の学研株をめぐる一連の契約において、インデックス側の担当責任者はH氏(取締役辞任)であったとされる。関係者によると、このH氏は連日、捜査当局から事情聴取されている模様である。通常では、貸株を担保に金を借りるなどという契約はあり得ないからだ(もちろん、掛け目が10割というなら話は別だが・・・)。そのため、貸株契約と、その後の金銭消費貸借契約が、実質上は一体のものとして行われていた可能性が高いのである。さらに、融資された金がどこに流れたのかも気になる点で、こうした事情を詳細に知っているH氏は、今回の事件のキーマンの一人と言えよう。[東京アウトローズ]

インデックス・ホールディングス
純粋持株会社。携帯向け情報配信起点にシステム開発やコンテンツ事業展開。海外積極進出。
エンタテイメント事業を中心に不採算事業を大幅に整理、管理業務などフループ内の重複業務の統合も進める。物販も不採算在庫販売を大幅縮小。


大幅減額
                                  
連結事業 【連結事業】モバイル&ソリューション40(2)、エンタテイメント44(2)、コマース&出版16(0)【海外】20(2007.8)
資本金:36.071百万円 浮動株25.1% 特定株45.1%
今日の株価:19.000円
頭が痛いほどのばかばかしい話であろう。インデックスから流れた学研株は貸株先企業が、「融資を受ける目的で、別の企業に担保として全株を提供」したという。
貸株が担保という、前代未聞の展開。パブリックカンパニーとしての自覚があまりにも見えない。
今回の事件は融資された金がどこに流れたかである。まだまだ出てくるだろう。
当方が以前にも書いたが、IT関連、特にモバイル関連は虚業だと言い切っているのである。各取引所もこのジャンルはちゃんと監視したほうがいいだろう。主幹事証券も最後まで責任がある。
こうした錬金術を駆使し、悪行を重ねているのはなにもインデックスだけでは無い。
IRに虚偽記載があるような企業は「株主」を騙した最低の経営陣ゆえ、即刻退陣をするべきであろう。
当方の監視対象企業とならないよう、気をつけてほしい。おかしなIRを行なったところは監視対象とさせて頂いている。これは当方のこの上ない趣味なのだ。
IRから透けて見える錬金術・・・。貸借対照表から見えてくる不透明なお金・・・。ごまかしても無駄ですよ。監査法人もしっかりして下さい。一緒に潰れないように・・・。