サーミスター利用の温度センサーが主力、デンソウー向けが大半の企業である。2期連続赤字から脱出し、黒字化を達成しそうである。

 

この度の平成27年度3月期 第3四半期決算短信では、経常利益△30百万円、四半期純利益は△75百万円の着地であった。

 

連結15年3月予想は経常利益176百万円、純利益116百万円とある。会社予想は高いと見る。

 

この会社は財務体質が問題であり、有利子負債額は3,812百万円。借入依存度が高く、その改善が課題であったがが、その対策に動いたようだ。マッコーリー・バンク・リミテッドを割当先とする第三者割当の方法による第2回新株予約権の発行を決議、新株予約権の払込金額は571円。資金調達の額は688,200,000 円 を予定。また、無担保社債を発行する。

 

マッコーリー・バンク・リミテッドとは1月には多摩川ホールディングス、2月にはアイロムホールディングスと新株予約権を受けているオーストラリア シドニーにある企業だが、浮上気味な企業にどうやら投資をする様子だ。