●2416 ローソンエンターメディア
・2010年2月
専務と経理担当取締役による多額の資金流用が発覚。150億
円。この影響で親会社のローソンによる九九プラスの子会社化
を一時中断。3社そろって株価は暴落。
●2873(上場廃止) 加ト吉
・2007年3月
グループ企業との間で循環取引を行って、売上高を水増した。
結果、過去6年にわたって巨額の架空売上計上が発覚。JTの完
全子会社化
●3048 ビックカメラ
・2009年3月
東証は上場を維持することに決定。「訂正内容は重大だが、その
影響は重大とまでは認められない」という訳のわからない理由。
上場時の審査が甘かった。
・2009年2月
責任をとって会長が辞任。
・2009年1月
不動産流動化に伴う会計処理の変更で過年度の決算を修正。この
修正幅、約41億円の黒字→21億円の赤字。意図的に黒字を作
り出したとしか考えられないほど大きな金額。監理ポスト行きで
ストップ安。2008年6月にジャスダックから東証1部に鞍替
えしましたが、本当ならできなかった可能性もある。しかも、こ
れだけの大事件にもかかわらず、ウェブサイトのトップページに
は一切お詫びなし。
●3382 セブン&アイ・ホールディングス
・2009年6月
公正取引委員会より子会社であるセブンイレブンジャパンに対し
て排除命令。フランチャイズ契約を結んだ加盟店に対して弁当の
値引き販売を不当に制限した事が独占禁止法違反に当たり、排除
命令を受ける。長年にわたって不正を行っていたというイメージ
ダウン。
●3751 日本アジアグループ
・2009年4月
仲吉元社長がインサイダー取引の疑い。元バンダイ出身でガンプラ
の仕掛け人。IRでは合併前の元役員の個人的な行為という記述
のみ。
●4028 石原産業
・2008年5月
もともと、四大公害病の一つである四日市ぜんそくの被告企業。有
罪。有害物質ホスゲンを無届けで大量製造、工場で発生した有害物質
を混ぜたフェロシルトの不法投棄、工場敷地内における不法投棄など
など、多種多彩な違法行為を社内検査の結果として公表。
●4043 トクヤマ
・2009年1月
防火耐火性能を偽った仕様の樹脂サッシを販売したことが判明。性能
を偽装して、国交相の認定を不正取得。同業のニチアスによる耐火性
能偽装事件の際に国交省へ偽装はないう虚偽報告を行う。
●4655 株式会社NOVA(倒産)
・2008年6月
猿橋社長が業務上横領で逮捕。超ワンマンによる会社の私物化の結果。
・2007年10月
倒産。猿橋社長の豪華な社長室。
・2007年6月
英会話教室を運営する会社。経済産業省から特定商取引法違反で、長期契
約の受付停止を命じられる。クーリングオフの拒否や解約金が戻ってこな
いなどの違反が発覚。その後、外国人講師への給与未払い問題も発生。
●4723 グッドウィル(現ラディアHD、上場廃止)
・2009年9月
折口元社長と資産管理会社が破産。ヒルズ族の中心人物、「時代の寵児」
の失脚の一例。
2009年10月29日に上場廃止が決定。
・2007年6月
子会社のコムスンが介護報酬の不正請求や事業所指定の不正取得などをめ
ぐって、厚生労働省から行政処分。介護事業は他社へ売却。現在は派遣事
業のみ残る。折口氏の個人的スキャンダルも暴露された。
●4753 ライブドア
・2006年1月
証券取引法違反の疑いで家宅捜索。株価は急落。「ライブドアショック」。
主要経営陣が殆ど逮捕。業績が順調であるかのように決算を粉飾。投資
事業組合との不透明な金の流れが批判される。堀江元社長は、間違いなく
ヒルズ族の旗手で、「時代の寵児」であったが。
●4815 JDC信託
・2009年9月
顧客から預かった信託財産を違法に流用。内部管理体制に大きな問題あり、
法令上必要な純資産額1億円を下回ったため、信託免許取り消し。
2月、創業者(土井宏文氏)が知人と循環取引にも似た不正取引を繰り返し
ていたことが判明したことで、形式的に辞任し、3月に日本生命から平田氏
社長にを引っ張ってきていた。「社長が勝手に会社資金を流用し、レクサス
を買っいる」ことが判明し辞任。土井氏は、元長銀。経済産業省とのコネク
ションを使い、JDCを設立。ある時点までは、「時代の寵児」の一人だった。
●4848 フルキャスト
・2009年2月
人材系企業であるのにも拘わらず、パワハラが原因でうつになった社員に対
し、診断に疑問を示した上で、その社員を侮辱したメールを幹部間で交わし
ていたことが発覚。平野社長も、「時代の寵児」の一人。