昨日掲載した、インスパイアー続報である。結局「第三者割当による新株予約権の発行中止に関するお知らせ」という開示がなされた。この割当てが、SHKIS社の正式な承認手続きを経ておらず、一介のセールスダイレクターの一存によりなされた行為であるという通知が届いたので、窓口部門に電話したところ当該担当者は、退職していたことが判明したとのことである。全く、狐につままれたような話である。
11月26日の発行決議前後からの株価の終値ベースの推移は下記である。
終値 出来高
11月24日 1,455 161
11月25日 1,540 1,388
11月26日 1,578 205 発行決議
11月29日 1,643 575
11月30日 1,550 649
12月 1日 1,600 470
12月 2日 1,620 1,040
12月 3日 1,583 393
12月 6日 1,617 664
12月 7日 1,523 696 SHKIS社からの連絡
12月 8日 1,515 665 発行中止
最大13%の上昇である。「風説の流布」であるのかどうか、当局の調査を待ちたいものである。